育毛剤の種類
育毛剤には、たくさんの種類があり、次々と新しい育毛剤が出ています。
育毛剤は薄毛になる原因に合わせて、いくつかに分けられます。
自分がどのような原因で薄毛になっているかを見極めて、それに合わせた育毛剤を選択しましょう。
育毛剤には大きく分けて4つの種類があります。
1. 男性ホルモンを抑制するタイプ
男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという変換酵素の働きでデヒドロテストステロンというホルモンに変換され、このホルモンが脱毛を引き起こします。
男性ホルモンを抑制するタイプの育毛剤は、この5αリダクターゼの働きを抑制し、デヒドロテストステロンを作らせないように作用します。
男性型脱毛症の原因物質を作らせないので、育毛効果があります。
代表的な育毛剤 → プロペシア(ニュージーランド版)1mg
2. 頭皮の血行を促進するタイプ
血液循環を良くして発毛を促進するのがこのタイプです。
血液循環を良くすることで、髪の生成をする毛母細胞に必要な栄養素を供給し、育毛効果が得られます。
血行が悪いと、毛母細胞はいわば「栄養失調」となります。
血行を良くすることで、毛母細胞は髪を作るための栄養を与えられるので、結果として育毛につながります。
代表的な育毛剤 → カークランド(Kirkland)5%
3. 毛母細胞を活性化させるタイプ
毛母細胞とは分裂、増殖活動を繰り返し毛髪を作り出す細胞で育毛において大変重要な細胞です。
毛母細胞活性型育毛剤は、毛母細胞を活性化させる栄養素を補給することで発毛を促し、毛髪を健康で力強く、抜けづらい毛にする育毛剤です。
髪の毛にとっての栄養ドリンクのようなものと考えるとわかりやすかもしれません。
代表的な育毛剤 → 発毛育毛ミスト[M-1]
4. 頭皮の皮脂抑制、汚れや老廃物を除去するタイプ
頭皮が脂でベトベトでは、毛穴が詰まって髪の毛が育ちにくくなってしまいます。
皮脂が過剰に分泌しないように抑制することで、育毛効果が期待できます。
代表的な育毛剤 → ウーマシャンプー